ちまちま通信

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category: 読書録  1/3

名刀バナナ丸

にょにょっ記、にょっ記、、、このタイトルセンスといい穂村さんはツボにハマり過ぎます(笑)この先、一生バナナを見るたび「名刀バナナ丸」を思い浮かべるかもです(笑)一日一押しして頂けると怠惰な私の励みになります。 ...

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みつばちマーヤの大冒険

ものすごくパンクなお話でしたよ(笑)豆の服、洗濯中(笑)一日一押しして頂けると怠惰な私の励みになります。 ...

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ここは、自分のための読書目録です。「読んだ本」を自分が一番思い出しやすい方法で記入しています。個人的な利便性で、公開設定にしています。ごめんなさい。...

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もう一匹の猫

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猫の客 平出隆著(出だし) はじめは、ちぎれ雲が浮かんでいるように見えた。浮んで、それから風に少しばかり、右左と吹かれているようでもあった。 台所の隅の小窓は、丈の高い板塀に、人の通れぬほどの近さで接していた。その曇りガラスを中から見れば、映写室の仄暗いスクリーンのようだった。板塀に小さな節穴があいているらしい。粗末なスクリーンには、幅三メートルほどの小路をおいて北向うにある生籬の緑が、いつもぼん...

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自分で打って気がついた

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押し入れの虫干し 高山なおみ著(ハンコの引き出し 出だし) 裏通りを歩いていたら、ツタのからまった古めかしい教会の門のところに、黒板が立てかけてあった。 黒板には、もみの木を輪っかにした小さなリースが飾られ、「クリスマスの礼拝をいたします。どなたでもおいでください」と、白いチョークで書いてある。 ねぎがつき出した買い物袋をぶら下げたおばさんや、会社帰りの自転車のOLさん、リュックをしょった子供たち...

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救いがないけど美しい

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冬のはじまる日 ブリース・D'J・パンケーク著 柴田元幸訳(出だし) ホリスは一晩じゅう窓ぎわに座って、ガラスに映った自分の幽霊を見つめながら、ジェイクにとじ込められた墓場から逃げる道を考えていた。(終わり) 太陽は雪に黒ずみ、谷間はハミングに合わせて静かに、祈りの時間のように静かに閉じていった。どうしてだろう、、どうしようもなく救いがない。しかもユーモアもなくて笑えない。なのに、どうしようもなく美...

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茗荷谷の猫 木内昇著●染井の桜終わり 徳造の口が、なにかを言おうと開きかけた。そこで息遣いがしゃくりあげるようになって、あとの言葉が途絶えた。彼がすっかり沈黙に籠ってしまうと、植木屋仲間は判じかねた顔を見合わせて長い息をついた。 しんしんと冷えた夜気がそれぞれの四肢を締め上げていった。遠くに、「火の用心」という番太郎の声が聞こえている。●茗荷谷の猫出だし 庭の、物置の床下に、猫が巣を作っている。 朝...

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人間という動物の「汁」

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ことば汁 小池昌代著●女房出だし 親水公園を通り抜けたとき、男の子数人が、糸にするめをつけ、ザリガニを釣っていた。 ねぇ、それ、おれにもわけてくんない? 思わず。口から出た言葉に、言った本人のレオがあわてた。ザリガニを貰ってどうするのだ。●野うさぎ出だし 枯葉が頰にふりかかるのがわかった。払いもせず、そのままじっと目を閉じていると、森全体に、雨のように枯葉は降り続けた。 やがてわたしは落ち葉にうもれ...

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それでも人生は続いていく

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オリーブ・キタリッジの生活エリザベス・ストラウト著 小川 高義訳(出だし) ヘンリー・キタリッジは長いこと隣町で薬局を営み、冬の道でも、雨の道でも、毎朝、車を走らせて通っていた。夏には野生のラズベリーがざわざわ伸び上がる町はずれを抜けて広い街道へ出ると、まっすぐ店を目ざした。いまはもう商売をやめているが、あいかわらず朝は早起きで、そういう時間こそが楽しかったのだと思い出す。一人で世界の秘密を味わっ...

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思っている「食堂」のあるべき姿

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つむじ風食堂の夜 吉田篤弘著(食堂出だし) その食堂の皿は本当に美しかった。 何の面白みもない、いたって平凡な白い丸皿なのだが、ひと皿を平らげたあとに現れるその白さが、じつに清々しくてよかった。 よく見ると、皿の白さには無数の傷が刻まれてあり、ずいぶん長いことナイフやらフォークやらを相手にしてきたことが窺い知れる。 皿だけではない。 古めかしい飴色のテーブルにも、水の注がれたコップにも、あるいは、...

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